作成日:2020/01/01
【第41回】(年賀版)「朗働で繁栄をめざす」
明けましておめでとうございます。2020年、子(ネ)年の幕開けです。 今年も倍旧のご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。 |
いわゆる十二支は始めに戻り、子(ネズミ)であり「子宝、子孫繁栄」と言われる ように、好調を期待したくなる年です。また西暦も2020年で20年代に切替わり、 さらに新元号令和になって初の新年を迎えました。東京オリンピックもあり、世界 からより多くの人がお見えになり、日本への注目度も今まで以上に高くなります。 暴風雨の来襲や火災事件・事故に見舞われた昨年の災いを乗り越え、西暦2020年・ 令和02年「心機一転」で明るく前向きに繁栄する1年にしたいものです。 過去の子年の出来事を振り返って見ると、新しい時代への対応を図る様々な機関 や仕組み、商品が作られました。主なものに、(1948年)消防庁、海上保安庁が発足、 (1960年)日米安保条約調印、OPEC結成、日本でカラーテレビ放送開始、(1972年) グアム島で横井庄一氏発見、あさま山荘事件、沖縄返還、(1984年)アップル社が Macintoshを発売、(1996年)国連総会で包括的核実験禁止条約(CTBT)採択、原爆 ドームが世界遺産登録、(2008年)インドネシア・スマトラ島でM7.5、中国四川省 でM7.9の地震発生、リーマンショックで経済停滞期に突入、iPhoneが日本で発売 開始、小林・益川・南部の3氏がノーベル物理学賞を受賞、などです。 また今年の年号2020年は「20のゾロ目」であり、令和02も併せて「2」と「0」 のオンパレードです。毎年の災害や困難な事柄との遭遇は避けられないので、ここは 0(ゼロ)をO(オー)と見なし厳しく読み替えて「20→仁王」「02→鬼」としたい。 仁王は金剛力士像と同じで、口を開いた阿形(あぎょう)と閉じた吽形(うんぎょう)の 左右一対の「二王」(仁王の語源)の姿で、宇宙の始まりから終りまで(アからンまで)、 外敵の侵入を防いでくれる、「阿吽(あうん)の呼吸」のルーツでもあります。 怖い形相の「仁王と鬼」ですが、パートナーとして次のように考え活かしたい。 ・仁王@…開口像で【攻めの戦略】〜拡販・開発・開拓、果敢なリスクテイク。 ・仁王A…閉口像で【守りの戦略】〜品質・コスト・納期、入念なリスクヘッジ。 ・鬼…マーケティング基本の実践〜【塊】顧客を細分化しターゲット(塊)を捉え、 【魅】自社の魅力を打ち出し、【魂】リーダーが魂を込めて徹底推進する。 「仁王と鬼」を味方に「阿吽の呼吸」で挑むには、真の「働き方改革」が必要です。 つまり労働を「牢働」(イヤイヤ仕事)から解放し、「朗働」(イキイキ仕事)に変える 「納得のいく高効率・高満足システム」を全員で構築することです。「袋のネズミ」 に陥らず、「繁栄のネズミ」をめざし、”チューい”して素早く考働しましょう(笑)。 |