作成日:2018/01/01
【第17回】(年賀版)「今年は慎重かつ大胆に」
明けましておめでとうございます。2018年、戌(イヌ)年の幕開けです。
今年も当コラムのご愛顧のほど宜しくお願いします。
いわゆる干支(えと)は2年前から順にサル、トリ、イヌと推移しました。この3匹 は桃太郎のお供をし、鬼退治に行く勇気ある仲間たちでした。中でもイヌは人間の 良き伴侶であり、実務面でも色んなサポートをしてもらっています。この観点で犬は 「愛と勇気」の象徴ととらえることが出来ます。何せDogを逆読みすればGod(神) となり、とても心強い「愛と勇気」のモデルであり、大切なフレンドです。 そんな犬ですから、ことわざにも多く登場します。その中で、昔からのカルタに もあり馴染みの深い「犬も歩けば棒に当たる」を選び学びたいと思います。本来は 注意を喚起する「無用に外を歩けば怪我をする」というものですが、昨今は変化し、 チャレンジを推奨する「行動を起こせば何かに出会える」という使い方をするよう になっています。どちらも示唆に富み「守りながら攻める」「慎重かつ大胆に」と いう攻守バランスの重要性を教えてくれます。 さて西暦は2018年、末広がりの「八」のイメージに加え、8を横にすれば「∞」 となり無限に広がる可能性を表します。私事ですが2008年から「むげん塾」と命名 した勉強会を開設しており、今年は当塾の精神をもっと深く浸透させようと思って います。それは3つの「むげん」でまとめたもので、具体的には次の通りです。 〈むげん塾の指針「むげん」〉 1.六ゲン…現実、現場、現品、原理、原則、原点に立脚して考える 2.無限…無限の可能性を信じ「できる、やれる」の精神で挑む 3.夢現…夢をかかげ、それを実現できるように「魂とシステム」を磨く 「変化こそ常道」今年も予期せぬことが起きるでしょう。どんな変化にも臆する ことなく「愛と勇気」の魂を燃やし、ガッチリ守り果敢に攻める「慎重かつ大胆」 な姿勢で臨みましょう。「8→∞」のチャレンジ精神に立脚した上での正しい判断 と逞しい行動の実践。あと1年数ヶ月で始まる新元号に備え、心機一転を絡めた様々 な企画の立案。また相場格言の「イヌ笑う」にも油断せず、タイミングを合わせた 売買の意志決定など。どうぞ最後に笑えるワンダフルな1年に致しましょう(笑)。 |